【冬キャンプ】氷点下9度の南阿蘇へ

みなさん、こんにちは。Morinokoです。

 

「冬のキャンプって、寒くて大変じゃないの?」と聞かれることも多いのですが、実は一度この季節の静けさと温もりを知ってしまうと、冬こそがキャンプの本番なんじゃないかと思えるほど魅力が詰まっています。

 

今回は、九州・南阿蘇のフィールドで過ごした、真冬ならではのとっておきの冬キャンプをお届けします。

 

幕の外は氷点下9度。シェルターの中の小さな温もり

九州と聞くと「暖かい土地」というイメージを持たれがちですが、標高のある冬の山の夜は本当にシビア。 日が沈むと一気に気温が下がり、この日の幕の外はマイナス9度まで冷え込みました。

 

息を吸い込むだけで鼻の奥がツンとするような、肌を刺す冷気。 そんな中、シェルターの中にストーブを持ち込んで火を灯します。 これだけ外が冷え込んでいると、さすがにテントの中も室温は一桁止まり。数字だけ見るとまだまだ寒そうな温度ですよね。

 

でも、足元にはぬくぬくのホットカーペットを敷き、膝にはじんわり温かい湯たんぽを抱えて。 完全防寒で幕の中にこもっていると、じんわりとした温もりに包まれて心から「あったかい…」とほっとするんです。 手袋を外して、ストーブの柔らかな炎を眺めながら過ごす時間。厳しい自然の中に自分たちだけのちいさな隠れ家を作ったような安心感は、冬キャンプならではの贅沢な感覚です。

 

寒さとの知恵比べ。朝のサプライズと頼れる相棒

翌朝、目が覚めてシェルターの中を見渡すと、冬の洗礼が待っていました。

なんと、テントの中に置いていた飲み水がカチコチに凍りついていて使えなくなっていたんです…!「幕内でも凍るんだ!」と、思わず笑ってしまいました。

 

さらに、朝ごはんを作ろうと用意していたカセットコンロは、あまりの寒さにガス缶のドロップダウン現象が起きてしまい火がつかず沈黙。 こんな極寒のフィールドで頼りになるのは、やっぱりド定番のガソリンバーナーでした。ポンピングをして力強い燃焼音とともに炎が上がった瞬間は、頼もしすぎて思わず拍手したくなるほど。

 

不便を楽しんだり、道具のありがたみを実感したり。そんなちょっとしたサバイバル感も、大人の好奇心をくすぐってくれます。

 

寒さがスパイス。夢中の薪割りと極上のキャンプ飯

冬キャンプの醍醐味といえば、やっぱり焚き火。 薪割りの「パカンッ」と気持ちよく割れる感触と音が楽しくて、気がつけば「こんなに燃やしきれるかな?」と思うくらい夢中で割りすぎてしまったのも楽しい思い出です。 パチパチと薪が爆ぜる音を聞きながら、冷えた指先をかざす時間の心地よさは格別。身体を芯から温めてくれるだけでなく、炎を見つめているだけで日頃の忙しさがすーっと溶けていくような感覚になります。

 

そして、この寒さの中でいただくご飯が、とにかく信じられないくらい美味しいんです。 苦労して炊き上げたホカホカのご飯も、氷点下の冷気の中ではよそった瞬間から湯気を上げてあっという間に冷たくなってしまうのですが、それすらも楽しくて愛おしい時間。 澄んだ空気の中で淹れる淹れたてのコーヒーは格別の香りと深い味わいで、普段なら手軽に済ませるはずのカップ麺でさえ、白い湯気と一緒にすすれば何倍、何十倍も美味しく感じられてしまいます。「冬キャンプ」という最高のスパイスが、どんなご馳走よりも料理を引き立ててくれるのかもしれません。

 

満天の星と澄み切った景色。大人のための非日常

ふと見上げると、湿度の低い冬の夜空には零れ落ちそうなほどの満天の星が広がっていました。 凛と張り詰めた空気の中で見渡す景色、パチパチと燃える焚き火、湯気たつ温かい料理。

 

日常の便利さから少しだけ離れて、寒さも不便さもまるごと味わう時間。 これこそが、わたしが冬のキャンプに夢中になってしまう一番の理由です。 厳しい寒さの先にある豊かなぬくもりを、ぜひみなさんにも味わっていただけたら嬉しいです。

 

静かな夜に寄り添う音楽を

冬の澄んだ星空を眺めるときや、焚き火の火を見つめながら心を落ち着かせたいとき。そんな特別なひとときに寄り添えるような穏やかなオリジナル楽曲を配信しています。 キャンプの行き帰りのドライブや、おうちでのリラックスタイムにぜひ聴いてみてくださいね。

 

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