夕暮れに染まるハウステンボス

みなさん、こんにちは。Morinokoです。

 

旅先でふと足を止めたとき、言葉を失うほど綺麗な夕焼けに出会えることがありますよね。 今回は、長崎・佐世保にある「ハウステンボス」を訪れた際に出会った、とっておきの黄昏時の情景をお届けします。

ハウステンボスといえば、石畳のヨーロッパ風の街並みや運河、四季折々の花々、そして夜を彩る壮大なイルミネーションが有名ですよね。

 

まるで海外をのんびりお散歩しているような非日常感が大好きで、カメラを片手に訪れるたび、どこを切り取ろうかと心がときめいてしまいます。

 

昼間の華やかな雰囲気も素敵ですが、私が一番息を呑んだのは、昼から夜へと移り変わるほんのわずかな「マジックアワー」でした。

ゴンドラの向こうに沈む、黄金色の夕日

パーク内をゆっくり歩いていると、西の空が一気に濃いオレンジ色に染まり始めました。

 

空を見上げると、白い骨組みが美しい大きな観覧車が、夕暮れのグラデーションの中にくっきりと浮かび上がっていたんです。

 

ちょうど山並みの稜線へと沈みゆく夕日が、ひとつのゴンドラに寄り添うような位置に差し掛かっていました。

 

「この光の重なり、今しか撮れないかも……!」

そう思って、夢中でファインダーを覗き込みました。

観覧車の全体を広く写すのではなく、あえて白いフレームの幾何学的なラインと、丸いゴンドラの連なりを大胆に引き寄せる構図を選択。左手には風にそよぐ木のシルエットを少しだけ添えて、夕暮れの穏やかな空気感を閉じ込めてみました。

 

ゴンドラの中を透かして見える茜色の光や、金属のフレームにほんのり反射する夕日の温もりが、なんとも言えずノスタルジックで胸を打ちます。中に乗っている人たちもきっと、空の上から見渡す一面の夕景にうっとり見惚れているんだろうな……なんて、想像がふわりと広がりました。

黄昏時の撮影で意識したこと

強い夕日を画面の中に入れる逆光の撮影は、露出のバランスがとてもシビアになります。

空の色をしっかり残そうとすると手前の観覧車が真っ黒につぶれてしまいがちですし、逆に観覧車を明るくしようとすると夕日の綺麗なグラデーションが白飛びしてしまいます。

 

今回は、空の深みのあるオレンジ色と雲の表情を飛ばさないように設定し、観覧車のフレームの造形美をシャープなシルエットとして際立たせるように仕上げてみました。

白と黒、そして黄金色のコントラストが、大人の旅にふさわしい落ち着いたトーンになってくれた気がします。

静かに夜を迎える街

夕日がすっかり山の向こうへと沈むと、パークの街並みにはぽつりぽつりと灯りがともり、今度は光きらめく夜の世界が始まります。

 

賑やかな夜のアトラクションやショーも楽しいものですが、こうして静かに空の色が変わっていく瞬間をただ見つめてシャッターを切る時間は、何にも代えがたい贅沢なひとときに感じられました。

 

写真を見返していると、夕暮れの心地よい風や街のざわめきが今でも鮮やかによみがえってきます。

音楽とともに、静かな夜を

旅先で出会う夕暮れや、心がほっと落ち着く静かな時間。

 

そんな穏やかな情景にそっと寄り添えるようなオリジナル楽曲を制作しています。 一日の終わりのリラックスタイムや、写真の整理のお供にぜひ聴いてみてくださいね。

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